パルフェ 総括

主にショコラとの比較になってしますけどご容赦。
選択肢は少ないしイベントシートなんて便利なものがあるんで、
簡単だけどその代わり話のつながりや前後関係がしっかりしてる。
同じイベントでも、
起きたイベントは起こったものとして話が展開されるし、
起こってないならそれなりにストーリーが進みます。
この辺は意外と曖昧になってるのものが多いから高評価してよいかと。
あと、ドリキャス版では改善されてましたが、
個別のルートになってからは選択肢が無く、
ストーリーに集中できるのはよかったと思います。
このシステム周りなんかは
ショコラで不評だったものが改善されたわけです。
クイックセーブもログも使いやすかったし、満点ですよ。
絵に関してですが、なんか全体的に幼くなってる気がする。
以前のほうがよかったなぁと言うのが正直なところですね。
それにちょっと崩れているところも(汗)
シナリオは個別に書きましたが、
全体的にノリがよくて感動できる。
さすがですね。
テーマの一つである『対立』がじつはファミーユとキュリオだけでなく、
もう一つの意味を持っているんですが、
これがうまく活かされてました。
ただ、共通部分が多く、
すぐにスキップで飛ばせるようになってしまったので、
ボリュームに関しては不満が残りましたね。
全体的な感想は、
やはり翠ルートを超える話はなかったので
傑作といえるかは微妙なところだけれど、
良作以上であることは間違いないと思います。
キャラは粒揃いでしたので(というか、平均レベルではショコラ以上)、
買って後悔はしませんよ。
ちゃんとオススメ出来る一本でした。
それにしても、なんで明日香にだけノーマルエンドが無いんだろう?


余談ではありますが、オムライスにケチャップで似顔絵って・・・
あそこのネタですよね?(嬉笑)