まさに外伝

夏姫の視点から天使の卵天使の梯子を描いた作品。
と書くと大作に思えますが、実はすごく短いです。
本の厚さを見ただけでは分からないでしょうが、
1時間もあれば読み終えてしまいます。
映画化記念タイトルとはいえ、
内容が薄い感じを受けてしまうのはいかがなものかと。
内容自体はもちろん文句なく面白いです。
本編では主人公の大恋愛ばかりが目立って、
夏姫がこれほど歩太を愛しているとは思いませんでした。
これを読んだ後に卵と梯子を読み返すと、
また違った感じ方が出来て楽しめるかもしれません。